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名所めぐりは過去に行ったことのある土地の紹介です。

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西山浄土宗(せいざんじょうどしゅう)

鎌倉時代に浄土宗の祖である法然上人の高弟・西山上人(証空)の教えを継承する流派です。
かつては「浄土宗西山光明寺派」などと呼ばれていましたが、1948年に「西山浄土宗」へ改称しました。

主な教えと特徴
・阿弥陀仏の救い(他力):自分の力(自力)ではなく、阿弥陀如来のお慈悲と救いの力(他力)によって極楽浄土へ往生できると説きます。
・現存の救い:極楽浄土へ行くことは「死後の救い」にとどまらず、「すでに阿弥陀仏の救いの中に生かされている」と今生きている現在に喜びを見出し、感謝のお念仏を唱える生活を重視します。
・一類往生説:「南無阿弥陀仏」と唱えることこそが極楽往生の道であり、どんな人でも念仏によって等しく救われると教えます。
  • 開祖:法然上人の弟子である西山上人証空(しょうくう)
  • 本尊:阿弥陀如来(あみだにょらい)
  • 総本山:光明寺・京都府長岡京市
  • 中心となる教え:阿弥陀仏の本願を信じ、念仏を称えて極楽往生を願う
「浄土宗」との関係
法然上人の死後、浄土宗は教義解釈を巡っていくつかの宗派に分かれましたが、西山浄土宗はその一つとして現在も受け継がれています。
歴史の中で光明寺派、禅林寺派、深草派の三つに分かれ、それぞれが西山浄土宗、浄土宗西山禅林寺派、浄土宗西山深草派と名乗っています。

すべての門下寺院で阿弥陀仏を本尊とし、「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えることだけが極楽浄土へ往生できる唯一の方法であるとする「一類往生説(いちるいおうじょうせつ)」を特徴としています。

関連

  • 証空(西山上人)(しょうくう、1177–1247)(西山上人)は、鎌倉前期の浄土宗の僧で、法然の弟子です。西山浄土宗(西山義)の祖であり、法然の教えを基盤としつつ天台的な解釈を取り入れた独自の「他力念仏」を説きました。西山往生院(京都市)を拠点に活動し、特に当麻曼荼羅の信仰を広めたことでも知られています。
  • 日本の主要宗派:総本山・大本山一覧