榴岡天満宮(つつじがおかてんまんぐう)陸奥国 宮城県仙台市宮城野区
天延2年(974)に山城国で創建されたとの伝承を持つ天満宮で、陸奥国各地を経て仙台へ移り、伊達忠宗による東照宮造営を契機に、寛文7年(1667)に現在の榴ヶ岡へ遷座した。菅原道真公を祀り、近代社格制度では旧村社。延喜式内社・国史見在社・一宮ではないが、伊達家、仙台東照宮、松尾芭蕉と深い関係を持つ仙台の代表的な天満宮である。
平安時代に陸奥国へ勧請された北野天満宮の分霊を起源とし、江戸時代初期に伊達政宗が現在の地へ社を創建したと伝わる。以後、仙台藩主伊達家の崇敬を受け、寛文7年(1667年)には3代藩主伊達綱宗が社殿を整備した。第二次世界大戦の仙台空襲で焼失したが、1952年に再建された。
境内には鮮やかな朱塗りの唐門が現存し、江戸中期の建築様式を示す向唐門として1995年に仙台市文化財登録を受けた。
また、松尾芭蕉の句碑「あかあかと日はつれなくも秋の風」など多数の句碑・歌碑が並び、「俳諧碑林」と呼ばれる。撫で牛像、鷽(うそ)みくじなど、天神信仰にちなむ象徴も点在する】。
行事と信仰
2月の梅、4〜5月のツツジ、7月の天神祭など、四季を通じて参拝者で賑わう。受験シーズンには多くの学生が合格祈願に訪れるほか、伝統的な神前式の結婚式も行われる。近年ではスポーツチーム「リガーレ仙台」の必勝祈願も行われるなど、地域信仰の中心となっている
創建:慶長12年(1607年)、伊達政宗による創建【turn0search8】
御祭神:菅原道真公
社格等:近代社格制度 村社
文化財:榴岡天満宮唐門(仙台市登録文化財、江戸時代)