おおものいみじんじゃ わらびおかくちのみや
出羽国一宮・式内名神大社・国史見在社・旧国幣中社である鳥海山大物忌神社の重要な里宮である。山頂本社・吹浦口ノ宮とともに一体をなし、古代から鳥海山信仰の中心として崇敬されてきた。古代社格では出羽国最高位の神社群の一つであり、現在も山岳信仰の伝統を伝えている。
鳥海山は古代のヤマト王権の支配圏の北辺にあることから、大物忌神は国家を守る神とされ、また、穢れを清める神ともされた。
鳥海山に噴火などの異変が起こると朝廷から奉幣があり鎮祭が行われました。
本社は山頂に鎮座し、麓に「口の宮」と呼ばれる里宮が吹浦と蕨岡の二ヶ所に鎮座しています。
御祭神:
大物忌大神、
豊受姫神
創祀:欽明天皇二十五年(1400年以上前)の御代と伝えられています。
社格等:延喜式神名帳
名神大社・
国史見在社・
出羽国一宮・近代社格制度
国弊中社・別表神社
ご利益:ご利益, 厄除、家内安全、五穀豊穣、商売繁盛、安産祈願、病気平癒、運気上昇
関連とご近所
- 創祀(そうし)とは、神社などで神仏を初めて祀ること、あるいはその起源や由来を指します。寺院の建立を意味する「創建(そうけん)」と似ていますが、創祀は特に「神霊や祖先を初めてお祀りし始めたこと」に焦点が当てられます。
1. 「創祀」と「創建」の違い
創祀(そうし): 神霊や御神体をお祀りした「起源・出来事」そのものを指すことが多いです。
創建(そうけん): 神社や寺院の建物・社殿を建てた「建造の始まり」を指します。
例:平安時代に社殿が建てられた神社でも、神様を祀り始めたのが奈良時代であれば、「奈良時代に創祀され、平安時代に創建された」という使い分けがされます。
- 湯殿山神社・出羽三山
- 鳥海山大物忌神社 吹浦口之宮