正式名称は真宗本廟(しんしゅうほんびょう)
真宗大谷派の本山
親鸞聖人の門弟が遺骨を大谷から吉水に移し、廟堂を建てたことに起源があります。
西本願寺と東本願寺はもともと「本願寺」という一つの教団でした。
戦国時代、本願寺は非常に大きな勢力を持っていました。織田信長との対立(石山合戦)において「和睦派」と「強硬派」に教団内が分裂しました。その後、豊臣秀吉の時代に京都へ移されます。
そして1602年に徳川家康が教団の勢力を分散させる目的も兼ねて、和睦派だった教如(きょうにょ)に現在の土地を寄進したことで、従来の本願寺(西本願寺)から分立する形で東本願寺が成立しました。
その結果、西本願寺 → 浄土真宗本願寺派・東本願寺 → 真宗大谷派という現在の形につながっています。
●見どころ
・ 御影堂(ごえいどう):親鸞聖人の木像を安置するお堂。建築面積において世界最大級の木造建築として知られ、圧倒的な存在感を放ちます。
・ 阿弥陀堂(あみだどう):本尊である阿弥陀如来像を安置する本堂。
・御影堂門(ごえいどうもん):京都三大門の一つに数えられる、高さ約27メートルの巨大な二重門。
・毛綱(けづな):明治時代の再建時、巨大な木材を引き揚げるために女性門徒の髪の毛と麻を編み込んで作られたロープ。現在も境内に展示されています。
・渉成園(しょうせいえん / 枳殻邸):東本願寺の飛地境内にある回遊式庭園。四季折々の景観が美しく、国の名勝に指定されています。