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名所めぐりは過去に行ったことのある土地の紹介です。

どこへ行ったのか忘れてしまうので独遊庵の名所めぐり

玄奘(げんじょう、げんぞう)玄奘三蔵(三蔵法師)

中国・唐代(7世紀)の僧で、「三蔵法師」として知られ、『西遊記』の主人公のモデルとなった実在の人物です。仏教の原典を求めて、27歳で国禁を破りインドへ渡り、17年間の旅の後、膨大な経典や仏像を持ち帰りました。帰国後、それらの経典を翻訳し、唯識宗(法相宗)を開きました。また、インド旅行の記録である『大唐西域記』を著し、これは後世の『西遊記』の題材ともなりました。

インドへの求法の旅:当時の中国にはない経典を求めて、629年に長安を出発し、中央アジアを越えてインドへ向かいました。
玄奘(げんじょう、げんぞう)玄奘三蔵(三蔵法師)経典の翻訳:インドから持ち帰った経典を翻訳し、中国仏教の新たな時代を切り開きました。特に『大般若波羅密多経』など、75部1335巻にも及ぶ経典を翻訳しました。
唯識宗(法相宗)の開祖:インドで唯識思想を深く学び、その知識を基に唯識宗(法相宗)を開きました。
『大唐西域記』の著述:インド旅行の記録である『大唐西域記』を著し、当時のインドの地誌や文化を知る上で貴重な資料となっています。

「三蔵法師」という称号
「三蔵法師」とは、経(教え)、律(戒律)、論(解釈)の三つの経典に通暁した高僧を指す尊称です。玄奘三蔵はこの称号で呼ばれ、その業績は後世にまで広く知られています。
後世への影響
玄奘三蔵のインドへの旅や、その後の翻訳事業は、明代に書かれた小説『西遊記』の重要な題材となりました。
その教えは、奈良時代に日本へ伝わり、今も奈良・薬師寺を中心に守られています
【玄奘三蔵の霊骨】
岩槻にある慈恩寺の玄奘塔には、玄奘三蔵の霊骨が納められています
昭和17年(1942)に中国で発見された霊骨が昭和19年(1944)に日本に分骨されました
霊骨は、岩槻から更に奈良県の薬師寺に、また台湾の玄奘寺にも分骨されています
生まれ: 西暦602年4月6日, 中華人民共和国 河南省
死去: 西暦664年, 中華人民共和国 銅川市 Yintai District

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