| 開祖 | 玄奘三蔵(三蔵法師) |
| 本尊 | 唯識曼荼羅(ゆいしきまんだら)や弥勒菩薩(みろくぼさつ)などと言われますが、特定のものはありません |
| 長い時間をかけ、段階を経て修行を行なうことで成仏に至ると考える。 また、念仏や題目を唱える、坐禅を行なうなど、ひとつの行だけに専念するのではなく、様々な行を推奨する。 遣唐使の僧により日本に伝えられる。 南都六宗の一つである奈良仏教系の宗派で、インドの唯識派の思想を継承しています。 この世のすべてのものは心の働き(唯識)によって生み出された仮の存在であり、心の実質を究明する学問的な教えが特徴です。 7世紀に玄奘三蔵が唐に伝え、弟子である慈恩大師窺基が開宗し、日本へは道昭がもたらしました。 インドの思想:法相宗の原点はインドの唯識学派(瑜伽行派)の教えにあり、弥勒菩薩に始まり、無著・世親(伐蘇畔度)菩薩らによって大成されました。中国での開宗:7世紀に玄奘三蔵がインドから経典を持ち帰り、その教えを弟子である慈恩大師窺基が法相宗としてまとめました。 日本への伝来:653年に入唐した道昭が帰国し、日本に法相宗を伝え、飛鳥法興寺で広めたのが始まりです。 唯識思想:すべての物事は実在するのではなく、識(心)の働きによって心に映し出されたものであると説く「唯識論」が中心です。 学問仏教:宗教儀礼や布教を目的とするより、仏教の理論や哲学を追求する学問的な側面が強い宗派です。 葬儀について:葬儀や法要といった儀礼を行わないため、信徒が亡くなった場合は他の宗派の僧侶に葬儀を依頼します。 南都六宗:奈良時代に隆盛した 南都六宗(南都七大寺のうち、東大寺、元興寺、薬師寺、大安寺、西大寺、法興寺など)の一つとして、日本の仏教の成り立ちに大きな影響を与えました。 学問的側面に重きを置き、信仰や布教のための儀礼を行わないため、葬儀や一般的な仏壇の飾り方という概念がありません。法相宗の教えは中国から伝来した玄奘三蔵が持ち帰った経典が基盤となっており、仏壇を飾る特定の形式や作法は宗派として定められていない。 |
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| 本山 | 興福寺(こうふくじ)奈良県 |
| 薬師寺 奈良県 |