星曼荼羅(ほしまんだら)
曼荼羅
北斗曼荼羅とも呼ばれ、除災や延命を祈る
北斗法の本尊として祀られた。 その形によって方曼荼羅と円曼荼羅の2種類がある。
星々を供養して災害や疫病などを払い、延命を祈る
密教の曼荼羅です。北斗曼荼羅とも呼ばれ、中国の陰陽五行説や占星術、
道教の影響を強く受けています。
星々の世界の支配者である
一字金輪(いちじきんりん)を本尊としています。

星々の配置は、北斗七星、
九曜星、
十二宮、
二十八宿などの天の諸星と仏教の諸尊が結びつけられています
【用途】
除災や延命を祈る
北斗法の本尊として祀られました
天変地異や疫病などの災いを払い、また延命を祈る北斗法の本尊として祀られました
息災や所願成就を祈る「星供(ほしく)」と呼ばれる行事が毎年
金剛峯寺や各塔頭寺院で行われています
ご利益
災難除け、厄除け:天変地異や疫病など、災いを避けるために祈願します.
息災延命:健康と長寿を願う際に用いられます.
開運:運命を良くする、一年間の幸運を祈願します.
家内安全:家族の平安を願う場合に用いられます.
事業繁盛:商売繁盛を願うために用いられます.
学業成就:学業の成就を祈願します.
- 北斗法(ほくとほう)とは、平安時代以降に密教(特に真言宗)で盛んに行われた、北斗七星を本尊として天変地異の回避、病気平癒、寿命延長(息災延命)を祈願する修法のことです。北斗供(ほくとく)とも呼ばれ、主に個人の本命星(生まれ年の干支に対応する星)を供養する「本命星供」の形式などで実施されました。
- 一字金輪(いちじきんりん)は、真言密教において大日如来が最高境地で説いた真言「ボロン(भ्रूं)」を人格化した、最高位の仏頂尊です。諸仏・菩薩の功徳を集約した存在とされ、特に息災・長寿を祈る「一字金輪法」の本尊として、かつては秘法とされた大変強い呪力を持つ仏です。
- 九曜星(くようせい)は、インド天文学・占星術に由来する9つの天体(日・月・火・水・木・金・土・羅睺・計都)の総称。9年周期で人の運命を左右するとされ、特に黒星(凶星)の年は厄年として星祭などで災難除けを祈願する。
- 両部曼荼羅|別尊曼荼羅|唯識曼荼羅 | 十二宮|七曜・九曜|二十八宿 | 十界曼陀羅