宮崎市青島のほぼ中央に鎮座する神社周囲1.5kmの青島全島が境内地となっています。
亜熱帯性植物に囲まれた青島に立つ神社で、境内へは海上の参道を歩いて入る。
神話に登場する山幸彦夫妻を祀ることから、縁結びや安産のほか航海安全にも御利益が。
御祭神は、彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)、塩筒大神(しおづつのおおかみ)
「海幸彦・山幸彦」の神話の舞台であり、彦火火出見命(山幸彦)と豊玉姫が結ばれた地とされています。
海積神社(わだつみじんじゃ)
御祭神名:豊玉彦命(とよたまひこのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)
石神社(いそじんじゃ)
御祭神名:彦火瓊瓊杵命(ひこほのににぎのみこと)、木花咲屋姫命(このはなさくやひめのみこと)、磐長姫命(いわながひめのみこと)
御祖神社(みおやじんじゃ)
青島神社氏子神徒の祖霊、並びに氏子戦病死者の霊を祀る
元宮:青島神社の元宮と伝えられる。
元宮跡から、弥生式土器、獣骨等が出土し、古い時代から小祠があり、祭祀が行われたものと推定される。
見どころ
● 鬼の洗濯板(奇岩): 島の周囲に広がる規則的な波状岩
● 祈りの古道(絵馬トンネル): 絵馬が連なる参道で、恋愛成就の象徴
● 夫婦ビロウ: 寄り添うように立つビロウ樹、 色別の「彦霊紙縒(むすびこより)」を結ぶと願いが叶う
● 天の平瓮投げ: 土器の皿を磐境へ投げ入れる願掛け、 入れば願い成就、割れれば厄除け
2025年10月

境内へは海上の参道を歩いて入る。

彦火火出見命は「海幸彦・
山幸彦」の話の山幸彦です。
兄の海幸彦から借りた釣り針をなくしてしまい、海辺で困っているところに
塩筒大神が現れ、わけを聞くと船を造り海の中に探しに行くように言われます。
山幸彦はその船で海の中になくした釣り針を探しにいかれ、塩筒大神の言われた通り井戸のそばの木の上にいたところ、海神の侍女が井戸に水を汲みに来て山幸彦に気付き、海神の娘
豊玉姫命に知らせます。
豊玉姫が父の海神に報告しましたところ、山幸彦は海神の宮でおもてなしを受けます。
するとあっという間に三年が経ち、ある日ため息をつかれます。
いったいどうしたのかと尋ねられると海の中に来たわけを話します。
話を聞いた海神は魚たちを集めて鯛の喉から釣り針を見つけられたのです。
その釣り針を持って陸にお帰りになる山幸彦は海神から「塩満瓊(しおみつたま)と塩涸瓊(しおひるたま)」の二つの瓊をいただきます。
山幸彦は海神から言われた通り意地悪をしてきた兄の海幸彦を塩満瓊を取り出して溺らせ、あやまってきたら塩涸瓊を取り出して許してあげました。
それから兄弟仲良く暮らしました。




- 豊玉彦命(とよたまひこのみこと):海神(わたつみ)またはその別称である綿津見大神(わたつみのおおかみ)と同一視され、海の神様や雨乞いの神様として信仰されています。娘に豊玉姫命がおり、娘と山幸彦(彦火々出見尊)との結婚を許し、孫に鵜葺草葺不合命(神武天皇の父)が生まれ、神話では「海神の王」とされています。
- 磐長姫命(イワナガヒメノミコト):大山祇神(オオヤマツミ)の娘であり、木花咲耶姫(コノハナサクヤビメ)の姉にあたります。岩のように永遠の生命を象徴する神で、岩のように不変の存在とされています。妹の木花咲屋姫命と共に瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の妻として差し出されましたが、みにくいとされて返され、この出来事が人間の寿命が有限になった起源の物語とされています。
- 彦霊紙縒(むすびこより):夫婦ビロウに、それぞれの願いに合った色の紙縒を結びます。
ピンクは良縁・夫婦円満、紫は心身健全、緑は生業成就、黄色は商売繁盛、白はその他の心願成就。一番人気は、縁結びのピンクです。
古来日本では、万物の始まりは結びの力から生じるとされていました。心を寄せる相手を思いながら神社の神木などに紙縒を結ぶ風習は、江戸の頃から。
- 天の平瓮投げ(あめのひらかなげ):平瓮(ひらか)とは、古くから吉凶を占う神事に用いられた薄い土器のお皿のことです。古代からの祭祀址とされるこの場所にぴったりの神事。まずは天の平瓮(または天の真貝)を一枚手に持って、磐境所の前で二礼します。天の平瓮に小声で願いを込め、磐境に向かって投げます。平瓮が磐境に入れば心願成就、割れれば開運厄除。
- 鵜戸神宮
- 宮崎神宮
- 磯料理 星倉
- サンメッセ日南
- 都農神社(つのじんじゃ)