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名所めぐりは過去に行ったことのある土地の紹介です。

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萬福寺(まんぷくじ)京都府宇治市蓮華117

黄檗山 萬福寺(おうばくさん まんぷくじ)
黄檗宗(おうばくしゅう)の大本山で、1661年に中国僧・隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師が開創した“日本で唯一の明朝様式禅寺”です。 伽藍・儀式・読経・精進料理まで中国風を色濃く残し、日本三禅宗(臨済・曹洞・黄檗)のうち最も遅く成立した宗派の中心寺院です。
・隠元隆琦の来日:隠元は明末の臨済宗を代表する高僧で、中国福建省の黄檗山萬福寺の住職。
日本からの度重なる招請に応じ、1654年に63歳で弟子20名と来日。
徳川家綱の帰依を受け、宇治大和田の地を賜り、1661年に黄檗山萬福寺を創建。
寺名は中国の自坊と同じ「萬福寺」を名付け、“元を忘れない”という意味を込めたと伝わる。

宗派: 黄檗宗
寺格総本山
開山:中国(明)の臨済宗を代表する高僧・隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師。
創建年: 寛文元年(1661年)
山号: 黄檗山
文化財: 大雄宝殿、法堂、天王殿(国宝); 総門、斎堂、禅堂ほか(重要文化財); 萬福寺境内(府指定史跡)
本尊: 釈迦如来
札所等都七福神(布袋尊)

●主な特徴

  • 日本禅宗の三つ目: 臨済宗・曹洞宗に並ぶ日本三大禅宗の一つ「黄檗宗」の中心地です。
  • 異国情緒あふれる中国様式: 建造物や仏像の配置、儀礼に至るまで明朝風(中国風)の文化が色濃く残されています。建造物の多くが重要文化財や国宝に指定されています。
  • 隠元禅師ともたらされた文化: 開山の隠元禅師は、日本に「インゲン豆」をはじめ、煎茶・レンコン・西瓜(スイカ)・竹の子(孟宗竹)などを伝えたことでも知られています。
  • 布袋(ほてい)様と天王殿(国宝): 萬福寺の玄関口である「天王殿」の正面には、大きく口を開けて笑う巨大な金色の「布袋尊(弥勒菩薩の化身)」が祀られており、お寺のシンボルとして親しまれています。
  • 木魚の原型「開梆(かいぱん)」: 斎堂(食堂)の軒下に吊るされている、全長2メートルほどのある大きな魚の形をした木製の鎱(ごん)です。現在も時刻を知らせるために叩かれており、私たちがよく知る「木魚」の原型となったものです。
  • 境内全体で表現された「龍」: 萬福寺は別名「龍の寺」とも呼ばれます。総門を龍の「喉」、門前にある2つの井戸を「目」、参道に敷かれたひし形の石畳を「龍のウロコ(背中)」に見立てるなど、境内全体が龍の形を模して配置されています。
  • 中国風精進料理「普茶料理(ふちゃりょうり)」: 萬福寺の名物として外せないのが、隠元禅師が伝えた普茶料理です。日本の精進料理とは異なり、大皿に盛られた料理を複数人で和気あいあいと分かち合って食べるスタイルで、胡麻油を巧みに使った濃厚な味わいや、もどき料理(豆腐や野菜で肉や魚を模したもの)が特徴です。

 

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