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名所めぐりは過去に行ったことのある土地の紹介です。

どこへ行ったのか忘れてしまうので独遊庵の名所めぐり

青岸渡寺歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8

那智山青岸渡寺(なちさんせいがんとじ)
最古の巡礼路である西国三十三所観音霊場の第一番札所として知られる那智山青岸渡寺は、熊野那智大社とともに神仏習合の霊場として栄えた天台宗の寺院です。
仁徳天皇の時代(4世紀頃)に印度から漂着した裸形上人が、那智の滝で修行中に如意輪観世音菩薩を感得し、庵を結んだことが始まりと伝わります。
それからおよそ200年を経た推古天皇(593~628)の世に、堂宇が建立され、大和から生仏上人が入山して如意輪観世音を安置されました。裸形上人開山ののち、役行者や、伝教、弘法、智証、叡豪、範俊らの高僧が相次いで法燈を守り続けたことにより、後世那智七先徳と尊敬を込めて称せられました。
神仏習合の時代には隣接する熊野那智大社と一体となって信仰を集めていましたが、明治時代の神仏分離令によって本堂と一部の堂宇を残して分離されました。

山号:那智山
宗旨:天台宗
本尊:如意輪観音
創建年:伝・仁徳天皇治世(4世紀)
開山:伝・裸形上人
正式名:那智山 青岸渡寺
寺格: 勅願寺
文化財:本堂、宝篋印塔、那智山経塚出土品8点(重要文化財)、熊野三山(国の史跡)、木造金剛力士立像2躯、鰐口、梵鐘ほか(県指定有形文化財)
世界遺産
札所等:西国三十三所第1番、神仏霊場巡拝の道第2番(和歌山第2番)、東海近畿地蔵霊場特別、東海白寿三十三観音特別、熊野三山

主な見どころ
・本堂(重要文化財): 天正18年(1590年)に豊臣秀吉によって再建された秀吉ゆかりの建物で、桃山時代の建築様式を色濃く残しています。本尊として如意輪観世音菩薩を安置しています。
・三重塔: 朱色が映える美しい塔で、背景にそびえる「那智の滝」との対比が非常に有名です。和歌山県や熊野古道を象徴する絶景スポットとして広く知られています。
・尊勝院・阿弥陀堂: 境内に点在する堂宇で、長年にわたる修験道や熊野詣の巡礼地としての歴史を感じさせます。
・神仏習合の象徴:隣接する「熊野那智大社」と元々は一体の信仰の場(那智権現)であり、明治時代の神仏分離令を経た現在も、境内が明確に区切られることなく神仏習合の面影を色濃く残しています。

2023年11月

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