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名所めぐりは過去に行ったことのある土地の紹介です。

どこへ行ったのか忘れてしまうので独遊庵の名所めぐり

一言主神(ヒトコトヌシノカミ)

『古事記』に登場した一言で悪事も善事も言い放つ託宣の神・一言主大神。現代では「願いを一言だけきいてくださる」神様

一言主神は顔が醜かったとされ、葛城山と吉野の金峯山の間に橋を架けようとした役行者を手伝った際、容貌を恥じて夜だけ働き、夜明け前に姿を隠したといわれる。
一言主神『古事記』によれば、一言の願いであれば何ごとでも叶える神力を持つとされ、地元では「一言(いちごん)さん」として親しまれ、全国から崇敬を集めている。
山には神が居て、山で大声を出すと『木霊(コダマ)』が返って来ます。ヒトコトヌシは木霊…つまり『言葉』に関わる神

大和の葛城(かつらぎ)山の神で,雄略天皇が狩をしたとき,天皇と全く同じ姿をして現れ,ともに狩を楽しんだ。 素戔嗚尊の子ともいわれ,葛城山一帯にある出雲系の神の一人。

雄略天皇が葛城の山に登ったとき、たくさんの家臣たちを引き連れ、全員に紅い紐をつけた青摺(アオズリ)の衣装をさせた。
すると向かいの山の尾根に全く同じような天皇の行列ができていたので、この国に自分以外に王はいないのにだれだ?
と問うたけど、相手も全く同じ質問を返してきた。
一言主天皇は怒って矢を放とうと構えたら、相手も同じように矢をかまえたので、お互い名を名乗って矢を射ることにしたが、相手は「悪い事も一言、善い事も一言で言葉を放つ一言主大神ヒトコトヌシだ」と名乗った。
天皇は一言主大神ヒトコトヌシが自らお姿を現されるとは!といたく恐れ入って、身につけた太刀や弓矢、家臣の衣装も全て脱がせ献上した。

一言主神の特徴:
一言で言い放つ力:善事も悪事も一言で決定する力を持つとされています。
葛城山との関係:葛城山に棲むとされ、葛城地方の神として信仰されています。
願いを叶える神:一言の願いなら何でも叶えてくれる神として、広く信仰されています。
「いちごんさん」:親しみを込めて「いちごんさん」と呼ばれることもあります。
万能の神:災難除け、商売繁盛、縁結び、豊作など、様々な願い事にご利益があるとされています。

一言主神の伝説:
雄略天皇との出会い:雄略天皇が葛城山で狩りをしていた際に、天皇と同じ姿で現れ、名を名乗る際に「吾は悪事も一言、善事も一言、言い放つ神、葛城の一言主大神ぞ」と名乗ったと伝えられています。
役行者との関わり:一言主神は、顔が醜かったため、役行者が葛城山と金峯山に橋を架けるのを手伝った際、夜にだけ働き、夜明け前に姿を消したという伝説があります。

一言主神の信仰:
葛城一言主神社:奈良県御所市にある葛城一言主神社が、全国の一言主神を祀る神社の総本社です。
無言参り:一言主神は「無言参り」の神としても信仰されており、一言の願いを心の中で念じることで、願いが叶うと信じられています。
全国の信仰:葛城一言主神社を中心に、全国各地で一言主神を祀る神社があり、広く信仰を集めています

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