| 開祖 | 栄西(千光法師) |
| 本尊 | 一般的には釈迦如来 |
| 中国から日本に伝わった禅宗の一派で、坐禅と「公案(こうあん)」と呼ばれる師匠からの問いかけを通して自己を究明し、悟りを開くことを目的としています。鎌倉時代に栄西が中国から伝え、多くの分派に枝分かれしています。 本尊は釈迦牟尼仏を祀ることが多く、「南無釈迦牟尼仏」と唱えますが、特定の経典を定めず、修行を通じて悟りを目指すことが特徴です。 曹洞宗と同じく座禅で悟りを開き、知識ではなく、悟りを重んじています。 日常生活の一挙一動のなかに道の働きがあり、平常心こそ道とします。 理想を求めず日常生活のなかにこそ道があると教えています。 師から弟子への悟りの伝達(法嗣、はっす)を重んじる。 座禅を組みながら師と弟子が問答を繰り返す「看話禅(かんなぜん)」で有名。 ![]() 中国での開祖:臨済宗の祖は、唐の時代の僧侶である臨済義玄(りんざいぎげん)です。 日本での開祖と伝来:日本には、鎌倉時代の僧侶である栄西が中国(宋)から臨済宗の教えを伝え、広めました。 武家社会との結びつき:鎌倉時代以降、武家社会を中心に広がり、茶道などの文化にも大きな影響を与えました。 坐禅と公案禅:坐禅を通じて悟りを追求しますが、単に座るだけでなく、師匠が弟子に公案を提示し、弟子は全身全霊でその問いに向き合い、自己の奥底にある尊厳や悟りを究明します。 自力と自己究明:悟りは他者に与えられるのではなく、自身の内にある仏性を「自力」によって悟ることを重視します。 本尊と経典:特定の本尊は定められていませんが、釈迦如来を祀ることが一般的で、これにちなんで「南無釈迦牟尼仏」と唱えます。特定の経典は定められていませんが、「般若心経」などが読まれることがあります。 分派:鎌倉末期から室町時代にかけての五山制度を経て、現在では14の「派」がそれぞれ独立した本山を持つ「十四本山」体制をとっています。 文化への影響:禅宗寺院は、庭園、茶道、書、絵画などの日本文化の発展に大きく貢献しました。 |
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| 宗派 | 臨済宗には14の派があり、それぞれの本山を派の名前としている 建仁寺派(京都) 東福寺派(京都) 南禅寺派(京都) 天龍寺派(京都) 相国寺派(京都) 大徳寺派(京都) 妙心寺派(京都) 建長寺派(鎌倉) 円覚寺派(鎌倉) 方広寺派(浜松) 永源寺派(東近江) 向嶽寺派(甲州) 佛通寺派(広島・三原) 国泰寺派(富山・高岡) |