福満虚空蔵菩薩 霊厳山圓藏寺菊光堂福島県河沼郡柳津町
霊巌山 圓藏寺(れいげんさん えんぞうじ)
通称「柳津虚空蔵尊(やないづこくうぞうそん)」として親しまれています。日本三虚空蔵の一つに数えられ、1,200年以上の歴史を誇る名刹です。また、「福満虚空蔵」とも称される。
縁起によると、平安時代初期、
弘法大師/空海が唐の高僧から霊木を授かり、帰国後その木を三つに分けて海に流したところ、その中の一つがここ柳津町に流れ着いたとのことです。
霊木の漂着を聞いた弘法大師は、その木で虚空蔵菩薩を刻み、それを受けた会津の名僧徳一大師がこの地に圓蔵寺を開創したと伝えられています。
以来、柳津町は門前町として栄え、歴史にその名をとどめることになりました。
中興年: 至徳年間(1384年 – 1387年)
創建年: 伝・大同2年(807年)
開基:弘法大師(空海)作の虚空蔵菩薩像を祀り、徳一上人が開山
宗派:
臨済宗妙心寺派
山号: 霊巌山
本尊:
腹満虚空蔵菩薩 弘法大師(空海)が唐から持ち帰った霊木を三つに分かち、その「元木」で自ら刻んだものという伝説
札所等: 日本三虚空蔵会津六詣出; 会津三十三観音番外
ご利益:本尊の虚空蔵菩薩は無限の智慧と福徳を授けるとされ、福満虚空蔵尊として丑・寅年生まれの守り本尊や、七五三・十三参りの参拝客で賑わいます。
・赤べこ伝説の発祥地: 807年(大同2年)の本堂建設時、崖上の難工事を助けた赤い牛の伝承が残っており、福島県を代表する民芸品「赤べこ」の由来となっています。
・舞台造りの本堂(菊光堂): 只見川を渡る赤橋を見下ろす断崖絶壁に建ち、清水寺のような迫力ある懸造(かけづくり)の景観が特徴です。