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名所めぐりは過去に行ったことのある土地の紹介です。

どこへ行ったのか忘れてしまうので独遊庵の名所めぐり

仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)第14代天皇

『日本書紀[にほんしょき]』に出てくる14代天皇で、熊襲[くまそ]を攻めたのですが、先に新羅[しらぎ]を攻めるべきだという神のお告げを無視したため、陣地で亡くなった

仲哀天皇
仲哀天皇:伊佐爾波神社
別称
帯中津日子命 (たらしなかつひこのみこと) 鹿児島神宮
足仲彦尊 (たらしなかつひこのみこと)

生まれ: 西暦149年
死去: 西暦200年3月8日, 福岡県 福岡市 東区
配偶者: 神功皇后
子女: 応神天皇、 忍熊皇子、 麛坂皇子
両親: ヤマトタケル、 両道入姫命
熊襲征伐のために九州へ遠征しましたが、神のお告げを無視したために陣中で亡くなった。
仲哀天皇古事記では:14代天皇仲哀チュウアイ天皇(帯中日子タラシナカツヒコ)は穴門の豊浦宮(トユラ)と筑紫の訶志比宮(カシイ)で天下を治めた。
大江王オオエの娘である大中津比売命オオナカツヒメを妻として香坂王カゴサカノミコ・忍熊王オシクマノミコの2人を産んだ。

神功皇后こと息長帯比売命オキナガタラシヒメノミコトは仲哀天皇の皇后
第14代天皇神功皇后は、仲哀天皇が筑紫(福岡)の香椎宮(かしいぐう)で熊襲討伐をしようとしていたとき、神がかりしてお告げをつげた。
仲哀天皇は琴を弾き、建内宿禰は神を降ろす慎み清めた庭で、神の言葉をまった。
神功皇后に神が降りてきて、「西の方に国がある。金や銀、目にも輝かしい様々な珍しい宝が沢山ある。私が、その国を服従させてやろう」と言った。
仲哀天皇は神託を受けたので、高いところから西を見ても国は見えないし、ただ海があるだけなので、この神託は嘘だと琴を弾くのをやめて黙ってしまった。
すると神は激しく怒って「お前はこの天下を治めるべきではない。おまえは遠いかの国へ行け」と言った。
建内宿禰(タケウチノスクネ)大臣は恐れおののいて仲哀天皇に琴を弾くよう促した。
そこで仲哀天皇はしぶしぶ琴を引き寄せて弾き始めたが、すぐに琴の音が聞こえなくなってしまった。
灯りを灯してみると、仲哀天皇はすでに息は絶えていた。
仲哀天皇
神の怒りの激しさに一同は驚き、仲哀天皇の遺体を、本葬まで仮に亡骸をおさめる宮に移した。
それから神に捧げる物品を集め捧げた。
その宮殿で、
・生剥ぎ…生きた獣の皮を剥ぐこと
・逆剥ぎ…尻尾から獣の皮を剥ぐこと、
・阿離(アハナチ)…田んぼの畦を壊すこと、
・屎戸(クソヘ)…聖なる神殿にウンコを撒き散らすこと、
・上通下通婚(オヤコタワケ)…親子間の近親相姦、
・馬婚(ウマタワケ)…馬との獣姦
・牛婚(ウシタワケ)…牛との獣姦第14代仲哀天皇
・鶏婚(トリタワケ)…鶏との獣姦
・犬婚(イヌタワケ)…犬との獣姦
など諸々の罪を集めて、ケガレを払う儀式を行った。

神功皇后へつづく

熊襲征伐:仲哀天皇は熊襲を討伐するために九州へ向かいました。
神のお告げ:遠征中に、神功皇后を通じて「海のかなたの宝の国(新羅)を攻めるべきだ」という神のお告げを受けました。
無視と死:しかし、仲哀天皇はこの神のお告げを信じず、無視したため、陣中で亡くなったとされています。
神功皇后の活躍:その後、神功皇后が神のお告げに従い、新羅を攻め、勝利を収めました。
応神天皇 の誕生:神功皇后は新羅遠征中に懐妊し、帰国後に応神天皇を出産しました。
補足:仲哀天皇の死後、神功皇后が摂政として政務を執り、応神天皇が成人するまで国を治めました。
仲哀天皇の事績は、神功皇后の活躍と合わせて、神話的な要素を含んだ記述となっています。

仲哀天皇を祀る主な神社は、福岡市の香椎宮(かしいぐう)です。香椎宮は、仲哀天皇の御霊を鎮めるために創建されたと伝えられています。また、大分県の柞原八幡宮や山口県の忌宮神社も仲哀天皇を祀っています。
主な神社:
香椎宮(福岡市):
仲哀天皇を主祭神として祀り、神功皇后、応神天皇も祀られています。古代には霊廟として「香椎廟」と呼ばれていました。
柞原八幡宮(大分県大分市):
豊後国一宮で、仲哀天皇、神功皇后、応神天皇を祀っています。
忌宮神社(山口県下関市):
長門国二宮で、仲哀天皇を主祭神として祀っています。
御香宮神社(京都市伏見区):
神功皇后を主祭神とし、仲哀天皇、応神天皇も祀られています。御香宮の名前の由来となった「御香水」が湧き出ています。
常宮神社(福井県敦賀市):
氣比神宮の奥宮とされ、神功皇后を祀っています。氣比神宮の祭神である仲哀天皇を乗せた船神輿が海を渡り、常宮神社まで行く神事が行われています。

関連

  • 大中津比売命(おおなかつひめのみこと)は、『古事記』に登場する仲哀天皇の妃として知られる女性。麛坂皇子(かごさかのみこ)・忍熊皇子(おしくまのみこ)を生んだ。その後、大中津比売命の子である麛坂皇子・忍熊皇子は、神功皇后の勢力と対立し、敗死します。
  • 大江王(おおえのきみ / おおえのみこ):大江王は、『古事記』に登場する景行天皇の皇子であり、同時に 「彦人大兄命(ひこひとおおえのみこと)」と同一人物とみなされる説が強い人物
  • 櫻山八幡宮・岐阜県
  • 気比神宮・福井県
  • 忌宮神社・山口県
  • 伊佐爾波神社・愛媛県
  • 香椎宮・福岡県
  • 千栗八幡宮・佐賀県
  • 柞原八幡宮・大分県