専修寺(せんじゅじ)三重県津市一身田町2819
真宗高田派本山 専修寺(しんしゅうたかだはほんざん せんじゅじ)
全国600余寺の
真宗高田派寺院の中心となる本山です。
親鸞聖人が栃木県真岡市に建てたお堂が発祥であり、江戸時代に三重県の現在地へ本山機能が移りました。
第10世の真慧(しんね)上人が、東海・北陸方面への布教の拠点(伊勢国内の中心寺院)として建立しました。その後、栃木の本寺が戦火(兵火)で焼失したため、歴代の上人がこの一身田に居住するようになり、ここが「本山」として定着しました。
●専修寺は2つの場所を指すことがあります。
・本寺(ほんじ):三重県津市一身田にある現在の本山
・専修寺関東別院(本寺専修寺):栃木県真岡市にある寺院
親鸞聖人が「自ら建てた」唯一の本山全国に親鸞を開祖とするお寺は数多くありますが、そのほとんどは弟子の布教や後世の建立によるものです。しかし、高田派のルーツである栃木の「本寺専修寺」は、親鸞聖人が自ら創建に携わった日本で唯一の専修念仏の根本道場です。
*名前の由来は、浄土系宗派の教えである「専修念仏(ひたすら念仏を唱えること)」にちなんでいます。
- 山号: 高田山
宗派: 真宗高田派
寺格: 准門跡・本山
本尊: 阿弥陀如来(証拠の如来)
創建年: 文明年間(1469年 - 1487年)
開山: 真慧
開祖:親鸞聖人
別称: 本山専修寺、一身田専修寺
文化財: 如来堂、御影堂、西方指南抄、三帖和讃(国宝)、木造阿弥陀如来立像など(重要文化財)
開祖:親鸞聖人
【見どころ】
・御影堂(ごえいどう / 国宝):親鸞聖人の木像を安置する巨大な堂宇。全国の木造建築の中でも屈指の大きさを誇り、畳が780枚近く敷き詰められる広さがあります。格式高い装飾が施されています。
・阿弥陀堂(あみだどう / 国宝):本尊である阿弥陀如来を祀るお堂。金箔で彩られた豪華絢爛な内陣が見どころです。
・山門・唐門などの重要文化財:境内には国宝の2堂を含め、多くの重要文化財建造物が立ち並びます。
・環濠集落(かんごうしゅうらく):お寺の周囲は「一身田寺内町」と呼ばれ、かつてお寺と町を防御するために巡らされた堀の面影が今も残っています。
・如来堂は門信徒の寄進で建てられた日本最大級の近世禅宗様仏堂
御影堂と如来堂は高床の板張りで柱間が吹き抜けになっている「通天橋(つうてんきょう)」という廊下で結ばれています
・蓮寺としても有名で、夏には蓮の花が咲き誇ります