真宗出雲路派 本山 出雲路山 毫摂寺
浄土真宗は本願寺系が最大ですが、戦国〜江戸期にかけて多数の「真宗諸派」が成立しました。 出雲路派はその一つで、越前地域を中心に発展。 毫摂寺はその本山(総本山)として、門徒の中心的役割を担いました。
もとは南北朝時代に京都の加茂川畔に創建された寺でしたが、応仁の乱で全焼し、この地に移設されました。 豊臣秀次の切腹に際し、再び焼き打ちに遭いますが、徳川時代には復権し、御門跡の兼帯所として十六菊花の紋章を許され、今も軒丸瓦に名残が残るほか、土塀には定規筋と呼ばれる五本の線が刻まれ、格式を誇っています。
◎越前四箇本山
・
毫摂寺 ―
真宗出雲路派:善鸞系伝承・青蓮院院家
*三門徒・
専照寺/如導上人の系統―
真宗三門徒派 :地方門徒の中心として発展
・
誠照寺/如覚上人―
真宗誠照寺派:親鸞の越前説法地に起源
・
證誠寺/道性上人―
真宗山元派
山号: 出雲路山
本尊:
阿弥陀如来
開基:
親鸞
宗派:
真宗出雲路派(浄土真宗系の一派)
寺格:
本山(=宗派の総本山)
創建:建保年間(1210年代)に親鸞聖人によって京都の出雲路に建立されたのが始まりとされています。その後、戦乱などを経て南北朝時代から室町時代にかけて現在の福井県越前市(味真野地域)へと移転しました。
別名:五分市本山(ごぶいちほんざん)
見どころ: けやき造りの壮麗な赤瓦山門や、江戸時代の遺構である御影堂、阿弥陀堂、経蔵、鐘楼などが広大な境内に整然と並んでいます。また、阿弥陀堂門にある葵の紋や、鯉の滝登りの一枚彫り彫刻も有名です。
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