本文へスキップ

名所めぐりは過去に行ったことのある土地の紹介です。

どこへ行ったのか忘れてしまうので独遊庵の名所めぐり

天鈿女命(あめのうずめのみこと)天宇受売命・大宮能売大神

天照大神が天の岩屋に隠れた際に踊って大神を誘い出した

天鈿女命(あまのうずめのみこと):天手長男神社
天鈿目命(あまのうずめのみこと):猿田神社
天宇受売命(あめのうずめのみこと):神命大神宮那須別宮
天鈿女命(あめのうずめのみこと):戸隠神社 火之御子社
大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ):伏見稲荷大社
大宮売神(おおみやのめのかみ):祐徳稲荷神社
猿女君(さるめのきみ)
あめのうずめ
天照大神天の岩屋に隠れた際に、上半身を裸にして踊って大神を誘い出した。この踊りは石見神楽のルーツとされています。

天孫降臨の際には五伴緒神として従い、天の八衢にいた猿田彦神に道案内をさせました。猿田彦神と出会った後、猿女の名を与えられ猿田毘古神の妻となり彼に仕えるようになりました。

天鈿女命は芸能を司る神として有名で、様々な芸能関係者から篤い崇敬を集めています。現在でも彼女を主催神に祀る神社では芸能関係の人間からの参拝が絶えません。

ニニギ天孫降臨の時、ニニギは天宇受売命(アメノウズメ)に、「ここまで案内してくれた猿田彦(サルタビコ)に名乗らせ連れてきたのだから、伊勢まで送り、猿田彦(サルタビコ)の名前を継ぐようにと言った。
それで猿田彦(サルタビコ)という男の名前をもらったウズメは猿女君(サルメノキミ)と名乗るようになった。

その後、猿田彦(サルタビコ)は阿坂(三重の松坂)にいたとき、漁をしていて「ヒラブ貝」に手を挟まれて海で溺れてしまった。
天鈿女命
一方、天宇受売命(アメノウズメ)が猿田彦(サルタビコ)と伊勢の国へ送って着いた時、海に住む魚たちに「お前たちは天神の御子に仕えるか」と聞くと、魚たちは「みなみな仕えます」と答えたが「なまこ」だけ返事をしなかった。
そこで天宇受売命(アメノウズメ)は「この口は答えのできない口か」と言って小刀でなまこの口を裂いてしまった。なので今でもなまこの口は裂けている。
コノハナサクヤヒメへ続く

天岩戸伝説:天照大神が天岩戸に隠れて世界が暗闇になった時、天鈿女命は岩戸の前で裸踊りを披露し、神々を笑わせ、天照大神を岩戸から誘い出すことに成功しました。
芸能の神:この踊りが日本の芸能のルーツとされ、芸能の神、舞楽の神様、歌舞伎などの演技の神様として信仰されています。
あめのうずめのみこと猿女君の祖:天孫降臨の際に猿田彦神を迎え、その妻となり、猿女君の祖となりました。宮廷神事において、滑稽な動きで人々を笑わせる俳優(わざおぎ)を意味する「猿女」という名を持つようになったとされます。
鎮魂祭:平安時代の鎮魂祭では、猿女を含む宮廷巫女が天鈿女命のような踊りを披露したとされ、鎮魂祭儀と関連付けられています。
信仰:芸能関係者や技芸を志す人々から、技芸上達、縁結びなどのご利益を求めて信仰されています。
伊勢神宮に仕えた猿女君の祖神として、神楽や俳優の神としても信仰されています。

天鈿女命を祀る主な神社
芸能神社(車折神社境内社):京都府京都市右京区嵯峨朝日町にある車折神社の境内にある神社で、芸能・芸術の神として、多くの芸能人が参拝に訪れます。
佐瑠女神社(猿田彦神社境内社):三重県伊勢市宇治浦田にある猿田彦神社の境内にある神社で、天鈿女命が祀られています。
荒立神社:宮崎県西臼杵郡高千穂町にある神社で、天鈿女命と猿田彦命が祀られています。
賣太神社:奈良県大和郡山市稗田町にある神社で、天鈿女命が祀られています。
大田神社:京都府京都市北区上賀茂本山にある神社で、天鈿女命が祀られています。

*あめのうずめ(天鈿女命)は記紀では天手力雄命の妻とはされていませんが、後世の神社伝承や民間信仰では夫婦神として祀られることがあり、「舞と力の対」として象徴的に結びつけられています。

関連

  • 天照大神
  • 五伴緒神(いつとものおのかみ)は天照大御神高御産巣日神から「豊葦原の瑞穂の国(地上の国=日本)」の国の統治を委任する神勅を受けた天孫邇邇藝命に随伴して高千穂へと天降った五柱の神々
  • 天の八衢(あまのやちまた)」とは、高天原(たかまがはら)と葦原中国(あしはらのなかつくに)の境界にある、道が八方に分かれる場所
  • 高天原(たかまがはら・たかまのはら)とは、最高神・天照大神 (あまてらすおおみかみ)をはじめとする天津神(あまつかみ)が住むとされる「天上界」
  • 葦原中国(あしはらのなかつくに)とは、人間が住む地上世界のことで、天上界の「高天原」と地下の「黄泉の国」の中間に位置し、海辺に葦が繁茂する土地を指し、「豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)」とも呼ばれる日本国土そのものの神話的な呼称
  • 天津神(あまつかみ)とは、神々の分類の一つで、高天原(たかまがはら)と呼ばれる天界に住む神々のことです。大和朝廷の祖神とされる神々で、地上に住む「国津神(くにつかみ)」と対比されます。
  • 猿田彦神(サルタヒコノオオカミ)
  • 猿田神社・千葉県
  • 神命大神宮那須別宮・栃木県
  • 戸隠神社 火之御子社・長野県
  • 伏見稲荷大社・京都府
  • 祐徳稲荷神社・佐賀県
  • 天手長男神社・長崎県