文殊菩薩(もんじゅぼさつ)
菩薩
智慧を司る菩薩で、学問の神様として知られています。正式名称は文殊師利菩薩(もんじゅしりぼさつ)です。「三人寄れば文殊の智恵」の諺があるように、数ある中で智恵を代表する仏とされています。

特に、密教においては、頭に五つの髻(もとどり)を結んだ「五髻文殊」として、右手に知恵の剣、左手に経巻を載せた蓮華を持つ姿で表されることが多いです。また、子供のような姿で描かれることもあります。
文殊菩薩の主な姿:
五髻文殊:頭に五つの髻を結び、右手に剣、左手に経巻を載せた蓮華を持つ姿。密教で最も一般的な姿です。
童子形:知恵は純粋無垢な子供の性格にたとえられることから、少年のような姿で表されることがあります。

獅子に乗る姿:獅子(しし)の背に乗る姿もよく見られます。これは、文殊菩薩が獅子のように力強く、智慧で人々を導くことを象徴しています。
その他の特徴:
釈迦の
脇侍:
普賢菩薩とともに
釈迦如来の脇侍として、釈迦の両側に立つ姿もよく見られます。
眷属(けんぞく):従者として、
善財童子や
八大童子などを伴うこともあります。
文殊五尊:文殊菩薩を中心に、左右に眷属を従えた五尊の姿で表されることもあります。
これらの特徴は、文殊菩薩が持つ智慧の象徴や、信仰の対象としての役割を表しています。
ご利益:学業向上、合格祈願、芸術、頭脳明晰、受験、安産、除疫延命、息災