高野山真言宗(こうやさんしんごんしゅう)
開祖:
空海(弘法大師)
本尊:
大日如来
本山 :
金剛峯寺
弘法大師空海を宗祖とし、和歌山県の高野山
金剛峯寺を総本山とする
真言宗の宗派です。
密教の教えを現代に伝え、宇宙のすべてが
大日如来のいのちの現れであると考え、
即身成仏(生きたまま仏になること)を目指す実践的な教えを特徴としています。
信仰の源泉:高野山の奥之院・弘法大師御廟を信仰の源泉としており、
弘法大師空海が護摩を焚く場所である壇上伽藍が修行の場所とされています。
根本仏と教典:根本仏は大日如来であり、根本経典は
大日経と
金剛頂経です。
教えの核心:「
即身成仏」の教えを重視し、心、体、言葉(身口意)の三つの密なる働きを修行する「
三密修行」を通じて、生きたまま仏になることを目指します。
宇宙観:宇宙のすべてのものが
大日如来のいのちの顕れであり、相互に助け合うことによって個性を発揮することを説いています。
実践的教派:仏(本尊)と行者の身と口と意が感応し、互いに一体となる境地を目指すとともに、功徳を積み、衆生を救済する「
利他行」を実践する宗派です。
歴史的背景
平安時代初期に
空海(弘法大師)が中国(唐)で密教を学び、帰国後に日本で
真言密教を大成させました。
816年に嵯峨天皇の勅許を得て高野山を開創し、真言密教の根本道場を開きました。
- 利他行(りたぎょう)とは、大乗仏教において、自らの悟り(自利)だけでなく、他人を思いやり、その幸福や利益のために尽くす実践行動のこと。見返りを求めず、ボランティアや他者への慈悲、優しい言葉かけ(愛語)など、日常的な親切も含まれる。
- 大日経(だいにちきょう)は、空海が伝えた真言宗の根本経典の一つで、正式名称は『大毘盧舎那成仏神変加持経』。大日如来が説く宇宙の真理や、印・曼荼羅(胎蔵界)を用いた実践的な修行法を記し、自己の内なる仏性に目覚めて即身成仏を目指す教えを説いた経典です。
- 金剛頂経(こんごうちょうぎょう)は、真言密教の根本経典「両部の大経」の1つで、金剛界曼荼羅の教理(大日如来の智慧)を説く経典です。この世のあらゆる事象が如来の智慧(金剛)であることを明かし、修行によって即身成仏を目指す「五相成身観」という観法が説かれています。
- 高野山真言宗
東寺真言宗
真言宗善通寺派
真言宗醍醐派
真言宗御室派
真言宗山階派
真言宗泉涌寺派
真言宗大覚寺派
真言宗豊山派
真言宗智山派
新義真言宗 - 聖天山 歓喜院(妻沼聖天山)・埼玉県
- 大福田寺・三重県
- 明王院・和歌山県
- 金剛峯寺・和歌山県
- 大安寺・奈良県
- 神護寺・京都府
- 大願寺・広島県
- 東楽寺・兵庫県
- 東光寺・兵庫県
- 1番札所 竺和山 一乗院 霊山寺・徳島県
- 2番札所 日照山 無量寿院 極楽寺・徳島県
- 3番札所 亀光山 釈迦院 金泉寺・徳島県
- 6番札所 温泉山 瑠璃光院 安楽寺・徳島県
- 8番札所 普明山 真光院 熊谷寺・徳島県
- 9番札所 正覚山 菩提院 法輪寺・徳島県
- 10番札所 得度山 灌頂院 切幡寺・徳島県
- 12番札所 摩廬山 正寿院 焼山寺・徳島県
- 14番札所 盛寿山 延命院 常楽寺・徳島県
- 16番札所 光耀山 千手院 観音寺・徳島県
- 18番札所 母養山 宝樹院 恩山寺・徳島県
- 19番札所 橋池山 摩尼院 立江寺・徳島県
- 20番札所 霊鷲山 宝珠院 鶴林寺・徳島県
- 21番札所 舎心山 常住院 太龍寺・徳島県
- 22番札所 白水山 医王院 平等寺・徳島県
- 23番札所 医王山 無量寿院 薬王寺・徳島県
- 57番札所 府頭山 無量寿院 栄福寺・愛媛県
- 58番札所 作礼山 千光院 仙遊寺・愛媛県
- 65番札所 由霊山 慈尊院 三角寺・愛媛県
- 70番札所 七宝山 持宝院 本山寺・香川県