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名所めぐりは過去に行ったことのある土地の紹介です。

どこへ行ったのか忘れてしまうので独遊庵の名所めぐり

梵天(ぼんてん)

仏教の護法善神であり、古代インドのバラモン教における宇宙の創造神「ブラフマー」が仏教に取り入れられた存在です。
天部に属する最高位の神の一つで、仏法を護り、人々に現世利益の福徳を与える役割を担っています。

帝釈天と対になって祀られることが多く、両者を併せて「梵釈」と称することもあります。

バラモン教の創造神ブラフマー:梵天は、古代インドのバラモン教で宇宙の創造神とされたブラフマーがその前身です。宇宙万物の根本原理である「ブラフマン」が神格化されたものです。
梵天(ぼんてん)仏教への取り入れ:仏教が成立する以前からインドに存在したブラフマーは、仏教に取り入れられてからは仏法の守護神として、多くの人々に信仰されるようになりました。

梵天の役割

仏法の守護神:梵天は、護法善神の代表格として、仏教の教えや仏を護る役割を担います。
現世利益:如来や菩薩が人々を救済するのに対し、梵天を含む天部(てんぶ)は、人々に現世での幸福や利益をもたらすとされています。

梵天界の主:梵天は、仏教の宇宙観において最高位の一つとされる梵天界の主(あるじ)であるとも位置づけられています。

密教では一切万物を生ずる功徳によって人々に菩提心を起こさせる神として尊崇されています。
悟りを開いた直後の釈迦は、その教えを広めることをためらったが、教えを広めるよう勧めたのが梵天サハンパティ(Brahma Sahampati)とされています。

主な梵天像の姿
一面二臂の顕教像(顕教(けんぎょう)像)
特徴:人間の姿と同じく顔が1つで、手が2本です。
服装:中国・唐時代の貴人の衣装を身につけています。
持ち物:払子、柄香炉、華籠などを持つ姿もあります。
役割:釈迦の脇侍として、帝釈天と一対で祀られることが多いです。
四面四臂の密教像
特徴:顔が4つ(正面に1つ、左右にそれぞれ1つずつ、頭上に1つ)、手も4本です。常に四方に目を配っているとされます。
特徴的な乗り物:数羽のガチョウ(鵞鳥)が支える蓮華座に乗っている姿が特徴的です。
持ち物:蓮華、水瓶、鉾、数珠、曲刀などを持つことがあります。
ご利益 立身出世:人生で成功することを願う場合に、その願いが叶うようにサポートしてくれるとされています。
家内安全:家庭の安全を守り、家族が穏やかに暮らせるように願う場合に、その願いが叶うようにサポートしてくれるとされています。
五穀豊穣:農作物が豊かに収穫できることを願う場合に、その願いが叶うようにサポートしてくれるとされています。
十二天の神々 帝釈天(東):インドラ神
火天(東南):アグニ神
焔摩天えんまてん(南):ヤマ神
羅刹天らさつてん(西南):ラクシャサ神
水天(西):バルナ神
風天(西北):ヴァーユ神
毘沙門天(北):クベーラ神
伊舎那天いしゃなてん(東北):シヴァ神
梵天(天):ブラフマー神
地天(地):プリティヴィー女神
日天(日):スーリヤ神
月天(月):チャンドラ神

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