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名所めぐりは過去に行ったことのある土地の紹介です。

どこへ行ったのか忘れてしまうので独遊庵の名所めぐり

迦楼羅(かるら)

天部
仏教の守護神(天部)の一つであり、インド神話に登場する巨大な神鳥「ガルダ」が仏教に取り入れられた姿です。神聖な炎に包まれ、口から火を吹きながら悪竜を貪り食うという圧倒的な力を持ち、二十八部衆天龍八部衆(阿修羅などと並ぶ仏教の守護チーム)の一員として、釈迦如来や千手観音を守っています。迦楼羅(かるら)

  • 容姿(鳥頭人身):人間の身体に鷲やタカのような鳥の頭・嘴(くちばし)・翼を持つ「鳥頭人身(ちょうとうじんしん)」の姿で表されるのが一般的です。笛を吹く姿の像も多く見られます。
    楽器を持つことも:鎧を身にまとい、腕を組んで堂々と立っている像が多いですが、仏像によっては横笛(大笛)を吹いている音楽神としての一面を見せるものもあります。
  • 龍(毒蛇)を喰らう伝説:インド神話では、鳥の王であるガルダと「竜(ナーガ/蛇)」は永遠の宿敵でした。迦楼羅となってからも、人々に害をなす悪竜(毒蛇や悪霊の象徴)を捕らえて食べるとされています。このことから、害虫を駆除したり、悪天候(竜が引き起こすとされた大雨や嵐)を鎮める力があると信じられました。
    金の翼を持ち、口から炎を吐いて毒蛇や龍(ナガ)を食すとされています。蛇=煩悩や悪事の象徴とされたため、毒蛇を撃退する強力な除災の神として信仰されました。
  • ご利益:龍(蛇)の害を除くことから、毒虫除け、無病息災、雨乞い、厄除けなどのご利益があるとされています。
    不動明王の背後の炎(迦楼羅焔):不動明王が背負っている猛烈な炎は「迦楼羅焔(かるらえん)」と呼ばれ、迦楼羅が吐き出す炎そのものを表しています。あらゆる煩悩や穢れを焼き尽くす神聖な炎(迦楼羅炎=かるらえん)とされています。よく見ると、炎の先端が鳥の頭の形にデザインされています。
    ・病除け、延命:毒蛇を食べる姿から、病気を退け、寿命を長くするご利益があるとされます。
    ・悪霊祓い、生霊返し:悪霊や怨霊を退け、生霊を祓い返す、といったご利益があります。
    ・雨乞い、雨止め:雨を降らせたり、大雨を止めたり、家内安全、厄除けなどのご利益があります。
    ・煩悩消滅:毒蛇を食べることで、煩悩を消滅させるとも言われます。
  • 伎楽面:日本に伝わった伎楽では、鳥の顔をした迦楼羅の面が用いられました。
  • 日本での伝承:かつて日本で信仰されていた天狗は、この迦楼羅が変形して伝わったものとも言われています。
天龍八部衆(てんりゅうはちぶしゅう)
天龍八部衆または八部衆は、仏教において仏法や釈迦(仏陀)を守護する8つの異形の神々(一族)の総称です。単に「八部衆」とも呼ばれます。 もとは古代インド神話(ヒンドゥー教など)の神々や悪魔、精霊、妖怪たちでしたが、釈迦の教えに感化されて仏教の守護神となりました。阿修羅(あしゅら)や迦楼羅(かるら)が含まれていることで広く知られています。
十大弟子と共に釈迦如来眷属を務める。仏教教典に早くから現れ、『法華経』などの顕教教典だけでなく、密教教典においても釈迦の説法の会衆として記載されている。

二十八部衆(にじゅうはちぶしゅう)
仏教において千手観音(せんじゅかんのん)の眷属(けんぞく:従者や家来)として、千手観音やその信仰者を守護する28名の神々の総称です。 天龍八部衆四天王弁財天帝釈天など、インド神話由来の多様な神々が千手観音の誓願に従って結集した豪華なガーディアン(守護神)軍団となっています。
代表的な構成メンバー :28もの多岐にわたる尊格で構成されていますが、主な神々には以下のような有名な尊格が含まれています。

関連

  • 二十八部衆(にじゅうはちぶしゅう)は、千手観音(蓮華王院 三十三間堂)を守護し、その信仰者を災難から守る28体の善神(眷属)です。古代インドの神々や鬼神が仏教に取り入れられたもので、毘沙門天や雷神など、それぞれが異なる法力と役割を持つ、武装した異形の姿で知られます。
  • 護法善神(ごほうぜんじん)は、仏教の教え(仏法)と、それを信仰する人々を守護する、善なる心を持った神々の総称。多くは古代インドの神々が仏教に取り込まれた「天部」に属し、梵天帝釈天四天王十二神将鬼子母神などが有名。仏像では武神や鬼神の姿で表現され、仏教の守護者として重要な役割を果たす。
  • 天龍八部衆(てんりゅうはちぶしゅう)は、釈迦如来が説法をする際にその場を守護する、インド由来の8つの種族(神々)のこと。元は古代インドの戦闘神、音楽神、動物神など(鬼神)であったが、仏教に帰依して護法善神となった。
  • 眷属(けんぞく)は、仏教神道で主尊や神に付き従い、その意志を伝えて守護する「神使」や「眷属神」を指す存在。主に動物の姿(狐、狼、龍など)で表され、神仏の代理として信仰者を守る。転じて、血縁の身内や一族、または支配下の部下・従者を指す言葉としても用いられる。
  • 顕教教典(けんぎょうきょうてん)とは、釈迦が言葉で明らか(顕わ)に説いた仏教の教え(顕教)を記した経典の総称です。主に『大乗経典』(『般若心経』『法華経』『華厳経』など)や『阿含経』を指し、論理的・教理的に説かれる大衆向けの教えを特徴とします。
  • 夜叉神(やしゃじん)は、インド神話由来の鬼神「夜叉(ヤクシャ)」が仏教に取り入れられ、護法善神となったものです。元は人を食べる恐ろしい存在でしたが、仏教に帰依して毘沙門天眷属となり、法を守る神となりました。日本では山間部の神や、山梨県の夜叉神峠など土地の荒ぶる神を鎮めた伝承として信仰されています。
  • 毘沙門天四天王弁才天勧喜天(聖天)深沙大将帝釈天火天焔摩天羅刹天水天風天伊舎那天梵天地天日天月天吉祥天鳩摩羅天十二神将善女龍王大黒天 |摩利支天